藍News(6/24更新)
先週末は、西胆振中体連最終種目のバレーと、胆振大会最初の種目の剣道、全道中体連出場を決める最後の大会、通信陸上大会が行われました。今回も、通常に練習も取材させてもらったのですが、大会の様子を中心にお知らせします。
【6/21(土)、中体連胆振大会 剣道】藤田さん個人戦で優勝!
土曜日に苫小牧の川沿体育館で開催された剣道の胆振大会。個人戦から始まり、会場に入ると、今年から肩袖に「伊達藍」と刺繡が入っていて、すぐにSC藍剣道部と遠くからでもわかる状況で、カッコ良さと、気合の入り具合を感じました。
しかし、男子は1回戦、2回戦と試合が進んで行き、今年は全道中体連が苫小牧市開催のため、3回戦を突破するとベスト8に入ることから、個人戦での全道大会出場が決まって行くのですが、何故か負の連鎖が始まりだし、シードのSC藍の選手が、延長戦で敗退していくことに・・・。
何回か剣道の試合を見せてもらっていますが、個人戦ということもあり、全道大会出場権もかかっていることからか、大事に慎重に試合に入っていたような感じを受けました。その分、受けて試合をしているわけでもないのですが、延長戦に入ってしまい、より慎重に試合を進めなければならない展開に。格上相手に一か八かの攻めをしてくる相手に、延長戦は1本先取のために、巻き返しを図ることが出来ず敗退。
特に3年生の木村君、奥村君、そして2年生の中里君は、活躍が期待されていただけにちょっと残念な結果になってしまいました。SC藍の男子選手が負けると、静かな会場が「あー!」と歓声が沸き、拍手が起こる状況に、相当マークされているというのは感じましたが、応援している側としては、ちょっとむっとしました。
今まであまり見たことがなかったのですが、涙ぐむ選手を見て、「この試合にかけていたんだ!」という思いが逆に伝わってきました。
個人戦の全員敗退後、花田監督が集合をかけ、団体戦に向け、気持ちの切り替えと攻め切る指示をしたこともあり、団体戦は準優勝。開催管内枠での全道大会出場権を獲得することができました。ただ狙いは優勝だったので、残念でしたが、全道大会での巻き返しを期待しています。
女子は、個人戦で2名の出場でしたが、上記したように苫小牧で全道大会が開催されるため、胆振大会出場選手全員が全道大会進出できるとのことでした。その中でも、1年生の藤田さんが優勝を飾ることが出来ました。男子の結果から、少し暗い雰囲気にもなったのですが、素晴らしい活躍でした。男子の団体戦、そして女子の個人戦での全道大会での活躍を期待しています。












【6/21(土)・6/22(日)、西胆振中体連バレーボール大会!】
【胆振大会出場権獲得できず!】
剣道の個人戦の結果を見てから、総合体育館に戻ったのですが、予選リーグの敗者復活戦、伊達中対光陵中の試合が既に開始されていました。本当なら、敗者復活戦ではなく、決勝トーナメント準決勝等での対戦を期待していたのですが、くじ運もあり・・・。
ただ、良い試合で多くの保護者や応援の方々に見てもらうことが出来たかなと・・・。1セット目は伊達中が終始リードの展開。光陵は途中追い上げるも、大事な場面でのサーブミスが響き、追い上げ切れずに伊達中が取りました。2セット目は、後がない光陵が気迫を見せ、徐々にリードを奪うも、伊達中が追い上げ、今度は伊達中のサーブミスもあり、光陵が逃げ切って2セット目を奪う。3セット目は、序盤は一進一退の展開から、伊達中が抜け出すも、光陵が再び追いつき大接戦に。しかし、最後は伊達中がサーブで押し切り、25—20で伊達中が勝利となりました。
光陵の選手にとっては、特に3年生については、大事な場面でサーブミスやスパイクミスはあったものの、いつもならそれを引きずって負けることが多かったのですが、今回は取り返すガッツあるプレーが多く、負けて悔しいのもあると思いますが、こういう試合の終わり方は良かったと思います。ただ、1試合目の緑陽戦も2セット目23-25で落としてしまったのが悔やまれるのと、1年間を通じてくじ運に恵まれなかったかな? 唯一春の大会だけだったかな? でも競技経験者が少ない中、3年間頑張って、最後の最後に良い試合が出来のは良かったと思います。
敗者復活戦を勝ち上がり、決勝トーナメント進出を決めた伊達中ですが、トーナメント初戦の相手は、予選リーグ初戦圧勝されていたアルティミスとの再戦。1年生主体に切り替わったチームでは、全道大会上位を目標に掲げている中3のサーブやスパイクの威力にはなかなか歯が立たないのと、前日相手が勝っている余裕が更にプレーに磨きをかけ、防戦一方になってしまいましたが、1年生にとっては良い経験になったと思います。
強かった伊達中時代に入部した2名の3年生。決勝トーナメントに自分たちのチームが進出できないという悔しさも味わったのですが、諦めずチームを引っ張り、良くここまで復活させてくれたと思います。残念ながら、胆振大会への連続出場は途切れてしまいましたが、過去の3年生に引けを取らない頑張りぶりだったと思います。












【6/22(日)通信陸上大会】
伊達中男子リレー2位に復調も全道参加標準記録突破!
地元室蘭の入江陸上競技場で開催される全道中体連陸上大会への最後の出場権獲得を目指し、そして3年生にとっては最後の公式戦となる「通信陸上大会」が、日曜日入江陸上競技場で開催されました。
地元で開催される全道大会ですが、現在出場枠は1枠しか確保できていないため、最後の頑張りに期待したのですが、今回は苫小牧や東胆振地区、そして日高管内からの参加もあり、1段レベルの上がった大会ではあったこともあり、男子で砲丸3位、幅跳びで3位、110Hで3位、1年生100mで2位入賞という結果になりました。優勝はなく、しかも全道参加標準記録突破もないため、新たな個人での全道出場枠を確保することはできず、リレーの予選の記録も振るわなかったため、少しあきらめムードで競技の様子をみていました。
しかし、前回の中体連大会でまさかの失格になった、リレーが2位準優勝となり復活を果たし、尚且つ全道参加標準記録を突破することが出来で、最後の最後にリレーでの出場権を確保することが出来ました。最後の最後に良い結果を出すことが出来ました。






来週からの胆振大会に向けて!】
週末、大会会場以外の場所を巡回していると、伊達中テニス部が土曜日長和コートで、伊達中バド部が体育館で練習をしていました。バスケ部は新チーム体制となり、土曜日の午前中練習していました。また、総合体育館では、卓球の胆振大会に向けて、蘭越や八雲からの参加もあり、胆振大会団体戦、個人戦に向けての練習が行われていました。
今週末は、野球、バド、柔道の全道大会が開催される予定です。1つでも多くにチームや選手が全道大会の出場権を獲得してほしいと思います。









編集者より一言
剣道の大会を見にいっていて、個人戦で自分のお子さんが敗退し、少しがっくりしたはずなのに、首を1回下げただけで、次の試合の審判にすぐ向かっていく保護者の姿がありました。一瞬すれ違った場面があり、その後選手は面を外してタオルで顔を覆い、しばらく放心状態の時間が続く中、保護者は審判を行っている姿を見ていて、ジーンときました。親子ともこの最後の中体連にかけていたと思うのですが・・・。「父さんごめん!」「ダメだったか~!」という無言の会話が、会場の中で文字になって見えた感じがしました。その保護者は自分が伊達中に在籍していた時の生徒だったということもあり、親として頑張ってるな!と親子愛を感じたシーンでもあったので、ジーンときました。
まだ、胆振大会もこれからあり、中体連は続きますが、今年もこんな姿を見ることが出来たこと、本当にうれしく思います。
- 連絡事項
- 大会中に怪我をした生徒をけっこう見かけています。事故報告書、忘れず早めに提出お願いします。3か月以内厳守ですが、早めに提出することで、ご協力お願いします。
- 今週も大幅に気温、湿度が上昇する予報となっています。各練習場での練習前、練習途中、必ず熱中症指数計を確認し、給水時間も確保しながらの練習をよろしくお願いします。
- 8/10(日)~8/17(日)の8日間は、学校閉庁日を含め、SC藍の活動停止期間と決まりました。この期間は、基本的には部活動停止期間となりますのでご理解ご協力の方よろしくお願いします!なお、どうしても大会等で活動をしなければならない場合は、例年同様「学校部活動」または「少年団活動」とし、報償費は支出できませんので、ご理解ご協力の方よろしくお願いします!